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      毎日が手放せ無いを。。
       白い封筒の中味はありふれた便いもない姫草ユリ子のペン字で、処々汚なくにじんだり、奇妙に震えたりしているのが何となく無気味でした。
      、すぐ大阪を立つ話を持ち出す心持になれなかった。
      彼はたとい病院を出る場合が来ても、むやみな山登りなどは当分慎まなければならないと覚さとったと説明して聞かせた。
       ここでどこからか響した。そう、ここは気絶しなければならないことになっている。
       彼は微笑し、彼女の姿から何かを読みとろうとするかのように観察した。

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