パタリロ
-
Click here for travel
-
Get RAR akuten
レビュー
サイケデリック手放せ無いを。。姫草ユリ子が私の病院に来たのは昨、昭和八年の五月三十一日開業の前日の夕方であった。見事な、しかし心持地味なお納という姿の彼女がションボリと玄関に立った。
雑巾をゆすがないので、せっかく拭いた所がかえって白く汚れた。
そんなこんなで好く眠られなかった朝、もう看病は御免蒙ごめんこうむるという気で。
と言うリーダーさんに対して、彼女はバタバタと手を振らせた。
何をやろうと言い出そうが、どれだって同じような末路が待ちかまえているだけかもしれないし、まあ、それもこれもそん時までにＳＯＳ団がまだここにあったらの話だ。