優駿劇場
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レビュー
サイケデリック楽しみレコード。
私はそうした彼女の顔立をタッタ一目見た瞬間に、彼女の小鼻に隆鼻術をやって見たくなったのであった。これくらいのパラフィンをあそこに注射すれば、これくらいの鼻にはなる。彼女の小鼻は鼻骨と密着していない、きわめて手術のし易いタチの小鼻であると思った。こうした一種の職業意識から来た愚かな魅惑が、彼女を雇い入れる決心をした私の心理の底に動いていた事も否定出来ない事実であった。
病人の世話をそっちのけにするとか、不親切だとか、京都に男があって、その男から手紙が来たんで夢中なんだとか、いろいろの事を探って来ては少女や自分に報告した。
看護婦は無言のまま室の外に出て行った。
などという無茶な要求をした。僕にはヤツの言うとおりにする謂もいないというシチュエーションが必要だった。一時間も前に来たら、さすがに彼女以外のメンツはまだ来ていないに違いなく、彼女は間違いなくそこにいる。必要なときにそこにいなかったためしのない宇宙人製アンドロイド、それが僕の知っている彼女有希であるから。
彼は微笑みをくれる。
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