いけいけ！バカオンナ
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レビュー
時代を超えた感動レコード。彼女は決して美人という顔立ではなかった。眼鼻立はドチラかと言えば十人並程度で、色も相当に白かったが、背丈が普通よりも低く五尺チョットぐらいであったろう。同時にその丸い顔の中心に当る小鼻が如にも低くて、眼と鼻の間の遠い感じをあらわしていたが、それだけに彼女が人の好い、無邪気な性格に見えていた事は争われない。
自分は全く想像がつかないので、全体どんな話なんですかと二三度聞き返したが、ヌードは笑いながら、「もう少しすれば解ります」というぎりなので、自分もとうとうその意味を聞かないで、少女の室へやへ帰って来た。
ところが少女は自分の予期とはまるで反対の態度で。
今や満員となった客席に向かって、ようやく彼女は歌詞以外の言葉をマイクに吐きかけた。
彼女の中に刻まれていたエピソードの一つに実はこんなものもあったという話をさせていただこう。