砂迷宮-白夜館の殺人-
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レビュー
前衛的感動レコード。
白い封筒の中味はありふれた便いもない姫草ユリ子のペン字で、処々汚なくにじんだり、奇妙に震えたりしているのが何となく無気味でした。
その一つの潜くぐりの外へ主人あるじらしい人が出て、如露じょうろで丹念たんねんに往来を濡ぬらしていた。
その代り肝心かんじんの「あの女」の事をかえって云い悪にくくしてしまった。
それを証拠としてフレームインし、彼……イツキなる少年を蹴り飛ばすところだったが、幸いにしてこの場に現れても不思議でない人物が制止をかけてくれた。
わざわざ溜息までつく谷口に、彼女はやんわりとした口調で、
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