みうらじゅん いとうせいこう TV見仏記8
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レビュー
始まりの手放せ無い名作。ナニ。吾の学位論文の内容がナゼ学界に発表されないかッテアハハ。ばかにするな。物議を起すのを怖がって発表を差控えるような吾輩じゃないよ。実はチョット書き添えたいことがあるから、手許に引取っているまでのことさ。
自分も乗気になって一二分で済むところを三倍ほどに語り続けた。
「別に目的あてもないが」と自分は答えた。
本日の午後一時頃の事でした。
白い封筒の中味はありふれた便いもない姫草ユリ子のペン字で、処々汚なくにじんだり、奇妙に震えたりしているのが何となく無気味でした。