ヒロイック・エイジ I
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レビュー
時代を超えた感動傑作。
これが脳髄の悲喜劇でなくて何であろう。
自分はちょっとその方を見てはまた下を向いた。
そんなこんなで好く眠られなかった朝、もう看病は御免蒙ごめんこうむるという気で。
診察室の装飾に就いて家具屋と凝をしていた私の姉と、妻の松子とは、顔を見合わせて彼女の勇敢さに感心したという。ちょうど二人雇っていた看護婦ではすこし手が足りないかも知れないと話合っていたところだったので、早速、外来患者室に通して、私と三人で面会して一応の質問と観察をこころみた。
軽率な私は、この人物を新来の患者と思いましたので愛想よく立ち上りました。
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